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Weekly Overitsa 2000.03.12
Dow平均株価とNasdaq
Nasdaqの強さによってDowが上に引きずられた時が一番危ない。続けてNasdaqが暴落すれば、Dowは今度は下に引きずられる。この時に、ごく短い間ドル高になるというのはしばしば私たちが提唱している理論である。
日本の警察の不祥事
投機とは直接的な関係は希薄であり、これを根拠に米ドル買いに走ってはいけない。
白金とパラジウム
このサイトには特に載せてはいなかったが、パラジウム価格が白金価格を上抜くという予想はメールで配信していたことである。銘柄間のサヤ取りがいつも安全だとは限らないという好例であった。
取引担当者がリスクを低くするために別銘柄で反対のポジションをとるように薦めることがあるが、その場合には現在建玉のある銘柄のポジションを縮小することにしたほうがいい。
〝投資〟としての人生について考える
主要銘柄
人生そのものが投資・投機に似ている。
基本的には、人生の戦略は〝努力〟を運用し、〝幸福〟という収益を得るための〝投資〟だと考えられる。
たとえば、中学生・高校生の時にまじめに勉強するというのは、将来に対する有効な〝投資〟である。しかしながら、多くの場合に、生徒たちはこの〝危険度〟が低く〝収益性〟の高い〝投資〟に熱中はしない。無論、友達付き合いとか遊びとかスポーツも有効な〝投資〟ではある。じっさい、〝ポートフォリオ〟の8割はそれらに当てられるべきである。しかし、9割9分9厘それではまずい。
結婚は一種の〝投資〟に喩えられる。無論、ここでは〝成功〟は素晴らしい家庭であって、金銭ではない。一般的に女性はかなり積極的な〝投資家〟である。彼女は夫が〝急成長株〟だと見て結婚する傾向があるが、実際に手にするのは〝安定株〟である場合が多い。夫は変わらない。男性から見た結婚はその逆で、彼は妻を〝安定株〟だと信じ込んでいるが、それはほとんどの場合に完全に誤りである。妻は変わってしまうものだ。
仕事は労働という〝資金運用〟を行い、賃金と生きがいなどの〝収益〟を上げる〝投機〟である。ここでは、〝収益〟が複雑であるために、理想的な状態について考えるのは困難である。賃金／労働はわかりやすいが、生きがい／労働は計りがたい。しかし、どちらにしても、効率を常に追求すべきであろう。
育児は多くの人にとって人生最大の〝投資〟といっても過言ではないだろう。無論、ここでも〝収益〟は金銭ではない。残念なのは、子供に対する〝債権〟を取りたてようと躍起になる親が多いことだ。〝債権〟よりも〝株式〟のほうがはるかに魅力的な〝投資〟対象である。子供を信じ、子供が興味を占める分野において、あるかないかはわからないが、才能を伸ばせるように手助けをする〝株式投資〟を中心に〝ポートフォリオ〟を組みたいものだ。
必勝戦略
属する社会の大多数の人々が容易に経験できることのみを引き起こすという条件内で、何でも進んで経験すること。